最近では在宅ワーカーも増え、自宅のデスク環境を整える方も増えてきましたね。僕もその一人で、1年ほど前にデスク環境を全て刷新しました。その際、まず絶対的に必要なのが「デスク」ですよね。
僕が選んだのが自動昇降デスク「Flexispot E7 Pro」と天板「かなでもの」の組み合わせ。今や最新デスク環境を語る上で外せない組み合わせです。
今や鉄板と言えるほどの組み合わせだよね!
最近ではスタンディングデスクの流行りもあり、自動昇降デスクの注目が高まっていますよね。僕としても自動昇降デスクの導入には非常に迷ったのですが、結果として大正解でした。
実際にこのデスクを使い始めて約1年が経ったので、メリット・デメリット含めレビューしていきたいと思います。
なぜ「Flexispot E7 × かなでもの」を選んだのか?

デスク環境を整えていく際、中心になるのが「デスク選び」。
現段階でコスパや機能面、見た目全てを考慮すると「Flexispot E7 × かなでもの天板」の組み合わせが僕は最強だと思っています。Flexispot E7、かなでもの天板それぞれを選んだ理由を書いていきます。
デスク:Flexispot E7を選んだ理由
デスクはかなりの選択肢があって、選ぶのが非常に難しいですよね。僕の中でデスク作りを考える際重要になると思っているのが、「スタンディングデスクとしても使いたいのか」。スタンディングデスクとして使うのであれば電動昇降機能が付いている必要があります。

僕としては
- ずっと座って作業するのがあまり得意ではない(集中力がもたない)
- 健康的であること
- デスクを高くすると椅子をしまうことができる
- かっこいい(重要)
などの理由でスタンディングデスクとしても使えるデスク選びを初めました。
スタンディングデスクとしても使いたい場合、個人的に自動昇降機能は必須だと思ってます。というのも一部手動昇降のデスクがありますが、個人的には全くおすすめしません。昇降するのにかなりの力が必要になってかなり面倒です。。
電動昇降デスク前提で考えると個人的には一強でFlexispotになると思います。Flexispotはコスパがかなり優秀(と言っても普通のデスクよりは高い)で、ネット上に情報も多く非常に信頼があります。
オカムラやコクヨーなど大手オフィス家具メーカーも電動昇降デスクを出していますが、個人で買うにはかなり厳しい価格帯です。Flexispotで十分すぎます。
また、Flexispotの中でE7を選んだ理由は
- シリーズの中で最も昇降範囲が広い(580〜1230mm)
- 対応天板サイズが広い(幅120~200cm)
- 耐荷重が大きい(最大125kg)
などがあります。
E7はFlexispotの中でも鉄板と言える最もスタンダードな商品で、安心できるスペックを持っています。
天板:かなでものを選んだ理由

天板もFlexispotで一緒に買うこともできますが、僕は天板のみ「かなでもの」で購入しました。
ちなみに僕が選んだのはTHE BOARD / ラバーウッド アッシュです
かなでものを選んだ理由は3つです。
- 素材の数が多い
- サイズを追加料金なしでオーダー可能(180mm×80mm まで)
- 品質の割に安い
特に「サイズを追加料金なしでオーダー可能」というのは大きな魅力で、僕は大きいデスク(180mm×80mm)のデスクが欲しかったので非常に助かりました。素材の数も非常に多くて、好みのものが必ず見つかると思います。僕はアッシュのデスクを購入しました。見た目もイメージ通りで最高です。
ちなみにかなでもの公式サイトにてFlexispotをセットで一緒に買うこともできます。ただその場合サイズが120×60までなので大きいデスクが欲しい方は別々で買う必要があります。
「Flexispot E7 × かなでもの」の組み立て方法
この章ではデスクの組み立て方法について解説していきます。僕の場合男2人で作業して全工程で約2時間かかりました。かなりスムーズにいってこのくらいだったので、余裕を持って3時間ほど見ておいた方が良いかもしれません。
女性の方は一人で組み立てるのは危ないかもしれないので友人などと組み立てることをおすすめします。
天板と脚との接合部を組み立てる:20分

まずは天板と接合する部分の脚を組み立てましょう。天板と合わせて下穴を開ける準備をするためです。
組み立て自体は説明書を見れば難なくできるのですが、全ての部材がかなり重いです。かなりの耐荷重があるので、デスク自体もある程度しっかりしていないとダメというわけですね。
女性1人とかだとかなりキツいと思います。男性2人で組み立て20分という感じでした。
全体の箱自体がとんでもない重さになるので、2階に運んだりされる方は特に注意です。
組み立てるときに部材を振り回して壁とかにガリっといきかねないので注意してくださいね。。この辺りまで組み終えたら天板にネジ箇所の印をつけるので、一旦そのままでOKです。
天板に鬼目ナットをつける:1時間

僕の場合天板に直に穴を開けたくなかったので、デスクと天板を「鬼目ナット」で接合することにしました。鬼目ナットとそれを締めるためのボルトはもちろん付属していないので、ホームセンターやAmazonなどで別途購入する必要があります。
そこまでは必要ないという方は普通に付属の木ネジをそのまま打ち込んでOKです。
鬼目ナットとは
見た目が鬼の金棒のようなナットで、組立家具などの受け側によく使われています。母材に開けた下穴に埋め込むと、外側の凹凸で母材にしっかり固定される構造になっています。
まあ要するに型取られている下穴みたいなイメージです。「鬼目ナット」を使うと天板に直に木ネジで穴を開ける必要がなくなり、強度も保つことができます。鬼目ナットをはめてしまえばその後はネジの施工は非常に容易になります。
僕はM5×20mmサイズの鬼目ナットと六角付きボルトを購入。各20本ほどあれば良いと思います。合わせて1000円ちょっとかな。

この鬼目ナットをデスクとの接合箇所全16ヶ所につけていきます。これが結構大変です。まずは足を天板に乗せて合わせて、鉛筆などで上から印をつけておきましょう。

その上から下穴を開けていきます。下穴が割と重要です。しっかりと電動ドライバーで下穴を開けないと鬼目ナットがうまく入ってくれません。手動でもいけるにはいけるかもしれませんが、かなりの力が必要になると思います。安くてもいいので電動ドライバー買いましょう。
この際、天板を貫通させないようにドライバーに印をつけた後に穴を開けることをおすすめします。
下穴さえ空いてしまえば、鬼目ナットは割と楽に入ります。これは手動でもOK。このくらい入ればいいと思います。これをひたすら続けていきます。
脚全体を組み立てる:20分
鬼目ナットをつけ終えたら、Flexispotの脚全体を説明書通りに組み立てていきましょう。ここでも電動ドライバーがあると早いです。
パーツが重いから周囲に注意して行うようにね!
リモコンは後からつけるのでまだ置いて触らなくて大丈夫です。
天板に取り付ける:30分

ここまで来ればあと少し。天板とデスクを繋ぐだけです。天板に脚を乗せ、鬼目ナットをつけた16箇所をネジ締めしてきましょう。鬼目ナットを使っている方はこのフェーズが非常に楽になります。

ボルトを入れる際、緩衝材になっているゴムが巻き込まれてしまうことがあるので注意。巻き込んだら一回引き抜きましょう。
最後にタッチリモコンも取り付けて完了。お疲れ様でした。
「Flexispot E7 × かなでもの天板」を1年使ってわかったメリット・良いところ
「Flexispot E7 × かなでもの天板」を使って約1年が立ったので、実際に使ってわかったメリット・良いところをご紹介します。
スタンディングデスクでリフレッシュ

僕はこのデスクで初めてスタンディングデスクを使ったのですが、結果として大成功でした。上述した通りスタンディングデスクにはメリットがたくさんあるんですが、僕として最もメリットだと感じたのがリフレッシュできること。
疲労感を感じた時だったり眠くなった時にスタンディングにすると、自然とリフレッシュされて集中力が復活します。生産性が上がったのが実感できるレベルなので、僕には非常にピッタリハマりました。
僕は2時間に一回スタンディングで作業をすることにしていて、ずっと座っているよりも腰が痛くならず集中力も保ちながら作業できています。
電動昇降高さのメモリ保存機能が便利

Flexispot E7にはデスクの高さを保存できるメモリ機能がついています。購入した当初は「あったらいいな」くらいの感じでしたが、使ってみるとこれがかなり便利。全4つのボタンに高さを記憶させておくことができます。
メモリ機能があることで本当に気軽に高さを変えることができるんですよね。いちいち高さの微調整をしたりする必要がないのがとてもいいです。「自動昇降機能があるのはいいけど実際には全然高さを変えるのが面倒くさくて使わない」という問題が完全になくなります。
僕の場合パートナーと同棲しているので、それぞれの座った時とスタンディング時の高さを記憶させてます。
天板の品質の良さ

最後は「かなでもの」の天板の品質の良さです。かなでものは木の品質や素材感を売りにしており、実際に使ってみて本当にいいと思いました。バリやささくれは節が変な場所で出てしまっていたり、塗装ムラが出ていたりすることはまずありません。天板の角の部分もしっかりと丸みのあるように加工がなされています。
この辺りDIYでやるとかなり面倒臭いところなんだよよね。
このクオリティで3~5万円は正直かなり安い!天板はDIYで自分で作るか最後まで迷っていたのですが、1年経った今ではかなでもので購入してよかったと思えます。

ちなみにかなでものは有料オプションで配線を通すための穴やスリットを開けてくれます。僕は天板の後ろ側にスリットを入れてもらいました。天板を壁づけ配置した時に配線を綺麗に整理できるのでおすすめです!
「Flexispot E7 × かなでもの」を1年使ってわかったデメリット・悪いところ
やや値段が高い
やっぱり値段はネックになる方も多いかなと思います。僕の場合2つあわせて¥76,800。高い!天板や脚のシリーズにもよるので多少の違いはありますが、ざっくり¥60,000~¥100,000程度になると思います。
逆に電動昇降デスクを作るのはこのくらいの値段がかかるってことだね。
とはいえ作りもかなりしっかりしていますし、一度買ってしまえば快適な環境でずっと使えるので長期的に見れば高くはないと思います。
ここで数万円ケチって電動ではない手動の昇降デスクを買ったり、下手な中華メーカーのものを買って後悔しないようにしてくださいね。
組み立てが面倒臭い
Flexispotのデスクは全てパーツが分かれた状態で配送されます。まあそこまでパーツ数は多くないのですが、何しろ重い。重すぎる。
かなりの荷重に耐えなくてはいけないので仕様上仕方ないんだけどね。。
女性一人とかだとかなり大変になると思います。実際男性2人でも割と疲れたので。。まあ組み立ても最初だけなので、組み立ててしまえばその後のデメリットにはなりません。
障害物検知があるものの、周囲には注意する
使ってみて実感したのが、電動昇降デスクはすごいパワーで昇降します。これが助かるんですが、周囲にはかなり注意が必要です。というのも、買った当初デスクのスタンディング昇降時に天板が止まらずに出窓の巾木に当たり、巾木に直撃して凹んでしまうことがありました。

一応E7シリーズには障害物検知がついており、周囲に物があったりすると強制的に昇降が停止する機能があります。が、巾木など多少の出っ張りなどでは作動しない場合があります。なので最初のうちは絶対に周囲を確認してから昇降するようにしましょう。昇降時のデスクのパワーはかなり強く、場合によっては大怪我につながってしまうので。
リモコンで障害物検知機能感度の調節ができます。僕は最大のR-3にしています。
まとめ

現環境で最高の電動昇降デスク
今回は僕が愛用している電動昇降デスクFlexispot E7と、かなでものの天板をご紹介しました。このデスクになって約一年ほど経ちますが、本当に買ってよかったと思っています。最強です。
確かに割とお値段はするんですが、その分満足度はかなり高いです。そもそもデスクなんて使おうと思えば一生使えるレベルの買い物です。個人的には奮発していいものを買ってもいいんじゃないかなと思います。在宅ワークの方は特にデスクを使っている時間はとても長いと思うので。
もちろんご紹介した「Flexispot E7×かなでもの」の他にもたくさんいいデスクはあるかと思いますが、現状の環境で機能性やデザイン、見た目を考慮した上で最強のデスクなんじゃないかと思ってます。少しいい値段出して買う価値は十分あります!
さらなるいいデスク環境を見つけ次第また更新したいと思います!最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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